□BLOODY ROAD
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残酷な血の雨
私に降り注いでいる

空は青、雨は紅。

これが私の悲しみですか?






‥‥───足りない





嗚呼、貴方。

今、どこに居るのでしょう



幼きあの日、
私たちに背いた貴方。


あれからどれだけ雲は流れましたか?



悲しみは怒りに…

怒りは憎悪に…


時は総てを葬ってはくれないから
時計の針が進む程に
強くなる想い

私たちは 探している

貴方の足跡

‥‥見つける度に
血に染まる躯

なぜ?
紅い雨が降っているから…
総て、人々の血のナミダ?
浸透してゆく…
躯に



貴方には届かないのですか?
数多のナミダ


‥‥‥遥か遠く。
貴方は月のようで
闇を照らしては隠れて惑わす

“必ず見つけ出す”

そう誓った夜




総てのナミダ 背に負って


血の雫垂らし


貴方探し続ける──


















長〜い詩になりました。

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