短編

□向日葵のような
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どうも はじめまして


向日葵のような



2年間付き合ってた彼にフラれた
理由は他に好きな人が出来たそうだ。
私はまだ好きなのに。
人の感情はとても怖いって思った


私は今、学校に居る。
自分の教室で一人泣いている。


この教室からは向日葵が見えるのだが私はこの向日葵が大好きでよく眺めていた。

向日葵はいつでも太陽を見ていて悲しいことを忘れさせてくれるきがするから。

でも今は向日葵を見ても涙が出てくる。
泣いてる自分が悔しくて涙がもっと出る。




「俺様の学校で泣いてんじゃねーよ。」


ドアの方から声が聞こえたから見たら跡部君が立っていた。



「跡部、君」
「ここで泣いてんじゃねー。泣くなら家で泣け」
「ご、ごめ」


跡部君は忘れ物をしたのか自分の机の方へ歩いて行った。


「こんな所でよ、泣いてたら誰かに見られるだろ」
「へ?」


ぼそぼそっと話されたからよく聞こえなかったけど、これは跡部君の優しさなのかな。



「、明日もちゃんと来いよ」
「…うん!」


跡部君は優しい人だ。
きっと周りの人に安心感を抱かせてくれる。
太陽みたいな人。
私はそんな人を好きになりたい。





向日葵のような
(太陽をいつまでも見つめていたい)
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