短編夢部屋
□拍手お礼SS![](/img/emoji/4P.gif)
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「ただいま。」
「お帰りなさい、エーリッヒ。お疲れ様。」
仕事から帰ってきた夫を、甘い笑顔と可愛いエプロン姿と頬へのキスで迎える。
「あなたに、そうやって迎えてもらえるだけで、疲れなんて飛んでいきますね。」
夫の手から取った仕事鞄を両腕で抱いて、頬を赤らめて笑う可愛い妻をぎゅっと抱き締める。
「そんなこといわないで。ご飯もお風呂も用意してるのに。無駄になっちゃうわ。」
「一番があなただといっているだけですよ。」
そういって優しく何度も、甘くてとろける様なキスを送る。
「ねえ、ご飯とお風呂どっちを先にする?」
「じゃあ、ご飯を先にいただきます。」
「わかった。すぐ準備するから着替えてきて。」
「って感じが、理想ですね。」
「ベッタベタな妄想だな。」
「ま、オレだったらメシか風呂のところで、彼女を食うけどな。」
「それこそベターじゃないですかブレット。わざわざ『あなたを先にいただきます』なんていわなくても、この後、エプロンだけの姿にして夕飯と一緒に彼女もいただくのは当然です。そしてそのまま一緒にお風呂です。」
「裸エプロンか・・・エーリッヒは尻フェチだからな。」
「別にフェチじゃないですよ。彼女のお尻が可愛いと思うだけで・・・。」
「裸エプロンの醍醐味はやっぱり後ろ姿だからな。尻がよくないと見応えがないよな。」
「だけどいつも後ろから攻めると気持ちよさそうな声を出すのに、嫌がってすぐ泣かれるんですよね。泣かれると弱いんで、すぐ止めますけど・・・」
「バックは確かにいいな。あの犯している感じが私も好きだ。勿論、私は泣かれたって止めないが。」
「シュミット、お前みたいな人でなしを『鬼畜』というんだ。」
「黙れ。それが私の愛情表現だ。あいつもそれがわかっているから泣きながらでも私を受け入れるんだ。」
「さっきから人のことばかりいってますが、そういうブレットはどうなんですか?」
「聞いてやるなエーリッヒ。コイツのことだ、恋愛もツメの甘いヘタレっぷりが目を浮かぶ。」
「知っているかの様な言い方はやめてくれシュミット。」
「きっとこんな感じだぞ。」
「勝手に想像するなあ!!」