07/29の日記

23:43
みみずく
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耳を劈くほどの轟音が飛び始めてる。
この閉塞感がなくなるなら、どこへでも行けるのか。

指を見つめるほどに焦点がぼやけ始めている。
この倦怠感を支持するのは、自分の存在の薄さか。

交わる 藍と
呪え  肖像
交わる 淦と
呪え  切断

この歌詞自身が笑う。
「あなたの世界はこんなものか?」
否定さえ出来なくて、打ちのめされてしまう。

この歌詞自身が謗る
「あなたの限界、しかと見たり。」
一筋の光明さえ見えず、しかし、もがいてやろう。

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23:40
しこさほこ
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春の 夜に 燈る 電球は 周りに綺麗ににじむよ
僕は気にしない
赤に 藍と 君の 言葉は 感情を色に持っている
とても映えているさ

「君の身体燈る電球は、周りに綺麗になじむよ。」
僕は口にした

反応は 僕の虹彩に 赤の意識が焼け付くほどの

一段飛び 恥じ入りつつ
真似る君
平べたい声さえ 可愛らしすぎるさ
振り向きざま 紅潮した 頬にキス
派手な記憶ほど 出来事は薄れ 君の事ばかり思い出す

君の喉も耳も本物じゃない だけど 囁きあうんだ そっと

解けた帯 恥じ入りつつ
直す 君
少ないパタンさえ いとおしすぎるのさ
離すもんか 約束だね 君に帰す
淡い記憶でも 誰に笑われても 君の事だけが 大切で…

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23:37
ロマンサー
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夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり願ってた
あの時なぜわからなかったのか アイシテル

11月に初雪がまつげにのってふと気付きました

突然の詩的な出来事だけで感傷的になれるあたしがいるよ

セリフがシャリシャリと高音で回りだします

突然な詩的な出来事だけで感傷的になれるあたしがいるよ

夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり願ってた
あの時なぜわからなかったのか 愛してる
冬火照る君がねふるふると祈ってた
今なら手にとるようにわかるのにキスをして

突然な詩的な出来事だけで感傷的になれる僕はまだいる

冷たい手で缶詰を開けた オレンジがこぼれて
両の目の蛇口はまたゆるんだ 潰れた実を見て

夜泳ぐ君がね 泣きじゃくり願ってた
あの時なぜわからなかったのか 愛してる
冬火照る君がねふるふると祈ってた
今なら手にとるようにわかるのにキスをして

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23:28
ジャパニーズロウレゾキャラメルタウン
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歩き疲れたと、この町はおしゃべりしていた、真夜中。
空にライトのイロドリが映る、星が見えなくなるほど。

この町の罪。

それは、甘い秘密を隠したグンゴリの手癖。

計画された通りだ、十分な集客が見込める。
(グンゴリはこの町を作った創造主、唯一神として崇められている。)
黒ミツ頭の園社にも「汝、盲壁ならん」のディツンララ(神伝言)。

まだ近寄れないと、僕は早口で呟いている、真夜中。
よじれる君の楽しそうな影が見える、何か言わなくちゃ。

僕は悔やむの。

それは、町の灯りに隠れたグンゴリの悪戯。

予期せぬ想像が、いきなり僕の瞼を覆う。
君の体のどこへキスしよう。続けざま想うけれど。

離れぬ雪景色、話さぬ無口な君、二つの影は夜灯に揺られて。

魔法の台詞があるのなら、今すぐ教えてよ、それは、この瞬間の奇跡となる。

それは、かわいい君がばらした忘れない約束。

予期せぬ現実が、いきなり僕の心奪い去る。
君のカラダ→ノド→コエ→「キスしよう」気持ちは高鳴るけれど。

離れぬ雪景色、話さぬ無口な君、二つの影は夜灯に揺られて。
夢咲く歌舞伎色、一面の雪を照らし、多くの色はこれみよがしと映える。

近づく唇と唇の距離を測って…あと少し…

放れた現実世界、離さぬ無口な君、舞踏は何よりも雄弁となる。
華咲く季節さえ、かすんで見えてしまうほど、この町の光は冬にも暖かくて。
ずっとね…

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