07/27の日記
06:21
バージンスノーカラー
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いつからだろう
忘れかけていたのかな
いつからだろう
大切にしていたのに
伝えたいことがあって
けど、伝えることができなくて
それでも
それでも君に伝えたくて
あのとき、約束したね
僕たちは空から舞い降りる雪のように
白い景色に、世界をかえる
それはもう一度、君に会うため
伝えたい気持ちがあるから
窓の外は静かで
処女雪の降りつもる、この夜
真っ白な世界で
ただ君の事だけを考えていて
ずっと待っていたよ
この瞬間を
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06:20
ミスサンタクロース
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とめどなく降り続く雪は
薄紅に色を染めて手招いている
勢いよく鳴らすトナカイのジングルベルは
始まりのチャイムとなり
「咲き誇れよ」と願う
後ろはもう振り向かない
ねぇ あの頃描いた夢をまだ 覚えてる?
机の引き出しの奥にそっと
しまったままの忘れ物を
彼女は耳元で囁く
季節外れの君が運んだ
「寄り道」の中で出逢えた
悲しい時も寂しい時も
右か左かで挫けそうな時も
いつもいつも寄り添った友達
教科書にはない大切なものを学んだ日々は
違うベクトルを示すけれど
僕らはね まだ夢の旅の途中だから
「生きる意味」なんかこれからだよ
「さよなら」と旅立ちの春に
「ここからが競争だから」と投げ入れた空
「誰よりも輝く僕になろう」と強く
願えば思いは叶うから
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06:18
ecumenical image
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いつだって そうさ
僕が ソトに出ると
それは云わずと知れた「雨男」故に
君の姿を隠すように
雨はしとしとと
無力な眼だけどね
瞼を閉じればすぐそこに
君が微笑む
幾度にと別れど辿り着こう
君の代わりなんていないのだから
僕の目の前にいる君だけは
いつまでも変わることはないよね
「レミラソ」 と 歌う僕を抱きしめて
とめどなく溢れる5色が
混ざり合い浮かぶ色彩を
何層にも重ねて紅をひく
狐のね唇は艶やかに耳打ちします
ひそひそと
「もうすぐ夏が来るね」
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