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□一事件後の幸せ午後の空間
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「……以上のことから貴方が犯人です」
「…………」








虹北商店街に響いた、恭助の声。


今日は久しぶりの不思議な事件!

初めは友達とプリクラをしに行くような楽しみ!

っていう、感情が強かった。

それが、まさか殺人事件に発展するなんて夢にも思ってなかったの。



「……響子ちゃん」
「ん?どうしたの?」
「ごめんね」









な………んで?

「恭助は悪くないじゃないっ!」
「うん……。でも、やっぱり普通の女の子が殺人事件の現場には……」
「もー!怒ってないわよ!それより、お腹減っちゃった!何か食べに行こうよ」
「そうだね。行こっか。駅前に美味しいカフェがあるらしいし……」
「行こ!行こ!パフェ食べたいな!!」









恭助が私を気遣っての行動だから………


私が暗くなっちゃダメ。


だから、いつも通りの私を演じるね……










彼を心配させないためともちろん可愛い女の子でいるために。









(響子ちゃん、食べすぎじゃない?)
(だって、奢りなんでしょ?)
(太るよ…………)
(うるさいわよ!)



一事件後の幸せ午後の空間。
 

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