第二部

□第36話 チャオからの贈り物
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麻帆良学園女子中等部…その一角、3−Aと表記された教室では、現在中間テストの答案が返却されていた…




「Σぬぉっ!?…こっ、この点数は…(汗」



答案が返却された途端に奇声をあげる少年。

『女子中等部』に何故か1人だけ在籍するこの男子生徒は、言うまでもなくこの長編の主人公・竜崎隼人である。


…ちなみに、何故今更そんな説明っぽい文を書いているのかというと、今回から新章突入的な雰囲気を出したいからで、例えるならアニメ第2期の第1話みたいな感じである。



アスナ「ん?どれどれ…げっ!?アンタ頭悪いのね〜(笑」


隼人の答案を見て爆笑するアスナ。しかし彼女の手にした答案も、言うまでもないが同じく壊滅的な結果である(汗


「ぐ…それでもアスナには微妙に勝ってるよ!」


楓「…ホントに微妙なのでコメントしづらいでござる(汗」



クー「だったら隼人もバカレンジャーに入るアル!」



夕映「そうですね、ならばバカレンジャー6人目の戦士(?)『バカシルバー』に任命しますです」


まき絵「おぉ〜かっくいぃ〜!!」



…ちなみに、隼人はアホだが頭が悪い訳ではない。むしろ本来の成績はかなり良い方である。


しかし、記憶喪失になった(前話参照)隼人は、今までの授業内容などすっきり忘れ、何も分からない状態でテストに挑んだのである。

そんな隼人と僅差の点数しか取れない彼女らバカレンジャーズは、もう少し危機感を持って欲しいものだ(汗
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